きまぐれボロネーゼ

ざっくばらんな詰め込み走り書きえぶりでい

スポンサーサイト  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

tb: --   cm: --

(2016)卒論  

お次は卒論のハナシ。
題材とした哲学者は、バールーフ=デ=スピノザ。通称スピノザ
彼とは大学2年の後期に受けていた講義で出会い、一目惚れ。
卒論は絶対この人の主張を活かすものにしようと決めてました。

そう思った理由は、彼の主張がとにかく優しいから。
哲学講座に所属しているだけあって、
講座に入ってからいろんな哲学者の本を読んできました。
はじめは、いろんな考え方の人がいるなーと興味津々だったものの、
みんな言葉が堅苦しくてどうも読みにくい
私の知能が足りないことは充分わかっているけれど、
私はこういうお堅い論文が読みたくて哲学講座に入ったわけじゃない。
でも最初は慣れていくことが大事だ、と思って葛藤しながら大学2年生を過ごしてました。
そんなときに、スピノザ登場。
うーん、正しくは、講義していた教授の脱線話のなかにスピノザ登場
え、なにこの人。その考え方まぶしすぎる。てかやさしい。かっこいい。
彼の言葉は堅苦しさなんてまるで無くて、妙にスッと入ってきた。
でもそのときの私にはふたつのハテナが浮かびました。

①本当にスピノザに惚れたのか
②自分が好きな教授の口から語られるスピノザに惚れたのか


確かめるべく、あえて別の教授が著者になっているスピノザ関連の文庫本を一冊手に取る。
うわやばいスピノザまじで心洗われる救世主メシア天使ほんとありがとう
スピノザに恋をした瞬間でした。

スピノザはよく「汎神論の人だよね」と言われます。
汎神論をくだけて言い換えると、すべては神である論。机もイスもPCも、あなたもわたしも、ぜんぶ神。
たしかにスピノザは汎神論者だった。自分でもそういう主張をしてた。
でもその論理を宗教や神学の枠に留めず、日常レベルにまでおとしこんでいた。

なんか哲学ってさ、現代ならなおさら、身内感があると思ってたの。
哲学者同士だけで議論して、自己満足してさ。
それって哲学に携わってない人にどう関わるの?一般の人にそれ伝わる?自己満で何になるの?
これ哲学講座入ってからまじでずっと思ってたこと。
やっぱり学ぶからにはそれを活かして誰かの役に立ちたいし、助けたいと思ってた。
なのにほとんどの哲学者やほとんどの教授は、自分が気になったことをひたすら考えるだけ。
それがすごくイヤだった。
あーうん懐疑論とか心底胸糞悪かったね(・∀・)
考えることは好きだよ。ひとつの言葉から連想されて枝がにょきにょき生える感じ、たまんない。
でもさ、考えるからには最適解を見つけたいし、それを今後に活かしたいじゃん。
じゃなきゃ考える意味も薄れてくる気がするし、そんなのただの雑談じゃん。
私は学問として哲学しに来てるわけだから雑談で終わられたら困るんだよ。
…当時うっぷんが相当溜まってたのがありありと悟れてしまうw

でもスピノザは違った。彼は汎神論を通して、
自分をゆるし、人間をゆるし、社会をゆるしてあげることを説いた。
人との関わりの中で、むかつくことってあるよね。
でもそのときはまずむかついてる自分をゆるしてあげる。しょうがない。だってむかつくから。
そうして自分をゆるしてあげるとね、余裕が生まれるの。
ただむかついてるだけだと自分のイライラでいっぱいだから余裕がない状態なんだけど、
一旦自分のことを認めてあげると、それでもう自分のことはひとまず棚にあげられるの。
それで次に、なんであいつあんなことしたんだろうって相手のことを考えられるの。これが余裕。
でもね、他人のこといくら考えたって100%理解できるわけがない。
ここで少し汎神論ちっくになるのだけど、
みんな同じってことは、相手も自分のこと100%理解できるわけがない
もっと言ってしまえば、自分でも自分のこと100%理解できているかアヤしい
けどわからないなりに自分をゆるしてあげることが出来たなら、
よくわかんねーけどあいつ何かあってあんなことしたんだろうなって相手をゆるすことも出来る。
それは同情とかいうあまちゃんなものではなく、同じ人間同士の共感のレベルだと思う。
自分をゆるして相手をゆるす。この連鎖が繋がれば、いい世界になるに決まってるやん!
しかもこれ当たり前と思うかもしれないけど、まったくそのとおりで、
その当たり前をやればいいだけ。ぜんぜん難しくない。
これなら哲学者じゃなくたって一般の人にも伝わると思うし、人間ならみんな根底に置いてほしいことだと思った。
そんなようなことを卒論でつらつら書き綴りました。

担当の教授との二人三脚。就活と並行しながら進めた卒論。
早いうちから本を読んでいたのが良かったのか、わりとスムーズに進んでいく。
そして卒論提出〆切数日前。学務のおねーさんに神の一手をキメてきた(・∀・)
最後の口頭試問では教授たちにおおむね好評だったみたい。

いくつか前の記事で“結論から言うと就活も卒論も大成功”と書いたのだけど、
じつはこの卒論談にはおまけがあって…

\優秀論文に選ばれた/

これやばない?
だって自分の入りたい大学の学部学科に一浪して入って最後は優秀論文書いちゃうとか!かっこよすぎかよ!
これはさすがにジガジサーンせざるを得なかった。超うれしい。
学科でつくる冊子に載るらしいです。公に残る。やばい。
(後日、提出した卒論での誤字を発見してしまった(“原典に立ち返る”を“原点に立ち返る”にしてた)ふうらさん。公に残る。やばい。)
大学でも有終の美(?)を飾ることが出来ましたとさ。めでたしめでたし。
スピノザの本は、今でも私の永遠のバイブルです!

(✿╹◡╹✿)スピノザは ラブとピースの 擬人かな



おしまい
スポンサーサイト

category: ぶつぶつ

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://bolognese39.blog39.fc2.com/tb.php/35-80c13995
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。